現代社会と暗号化

電子署名や暗号化のメカニズム

行政手続の電子化に欠かせないのが、電子署名です。この電子署名や暗号化のメカニズムをおさらいしましょう。

安全性は高まる

銀行などの金融機関においても、顧客の安全な利用を実現するために、暗号化が具体的に進められてきました。しかしデータの暗号化は、安全性を高めるというプラスの作用も生み出した反面、それにより犠牲にしたことも、あるにはあったのです。いずれにせよ、このコーナーにおいては、利用する側の立場から暗号化について、考えていきたいと思います。

海の向こうでは…

まず海の向こう、米国の金融機関における暗号化の扱いについて、押さえておきましょう。米国にはGLB法という金融機関向けの連邦法があります。この法律には、個人情報を保護しなければならないという義務が記されています。しかし、どのような手段によって保護するのかについては、何も明記されていないのです。つまり暗号化などの、具体策は全く記されていないということです。このバックグランドにあるのは、米国の金融機関は2万社以上もあり、その規模やシステムも様々であるため、技術対策の画一化が実情になじまない事である、と一般的には言われています。

日本では…

日本ではアクセス制御と毀損防が、金融庁の個人情報保護に関する実務指針の中で、定義されています。その中ではさらに暗号化の要件についても、記されています。今後暗号化はますます一般化することでしょう。

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