
公開鍵暗号方式と同じくらい知名度の高い暗号化方式が、秘密鍵暗号方式であります。
秘密鍵暗号方式という暗号方式ですが、これは暗号化する時にも、それを復号する時にも、同一の鍵を使用するというものです。この際に使用される鍵は、秘密鍵とも、共通鍵とも、対象鍵とも称されます。このサイトでは、混乱を避けるために、秘密鍵の呼称で統一しておきましょう。ようするに呼称はあくまでも呼称に過ぎないのですから、この暗号方式がどのような考え方に基づいているのか、またどのようなメリットやデメリットをもっているのかを、知ることの方が重要です。
秘密鍵暗号方式を公開鍵暗号方式と比較すると、明らかにこれは秘密鍵暗号方式のメリットであると思えることは、暗号化と復号をスピーディーに行えることではないでしょうか。この点を魅力ととらえ、秘密鍵暗号方式を採用する業者は今でも少なくありません。
先ほども述べましたように、秘密鍵暗号方式とは暗号文を送信する側と、暗号を受信する側が、秘密鍵と呼ばれる共有する同一の鍵で、それぞれ暗号化と解読を行うものであります。難解な鍵を作ることによって、セキュリティを強固なものにできるのでありますが、その反面、いったん秘密鍵を知られてしまうと、たちまち暗号がばれてしまうという面もあるのです。このことが秘密鍵暗号方式の最大の弱点であり、この方式を採用する上での最大のデメリットであると言えます。