
インターネットにおけるデータの暗号化を語るときに、連想されることの多いVPNとは何でしょう?
SSLと同じくらい、インターネットにおけるデータの暗号化を語るうえで、はずせないのがVPNですよね。しかし、言葉の知名度ばかりが先行していて、イマイチどのようなものなのか認識されていない気がします。そこでこのコーナーでは、もう少し詳しくVPNについて考えてみます。
なんだかんだ言って、データの暗号化を語るときに外せないのが、VPNだと思います。VPNは日本語で仮想プライベートネットワークと呼ばれることもありますが、ようするに通信相手の固定された専用線(専用通信回線)の代替として、加入者が大勢いて、その大勢の加入者で帯域を共用する、そのような通信網を用いて、LANとLANの間を結ぶ技術、または電気通信事業者によるサービスのことです。
たしかにデータの暗号化を語る上で、外すことのできないVPNでありますが、わりと多い誤解というのがあります。それはVPNイコール暗号化技術だと、思い込んでいる人が少なくないことです。VPNとひとくちに言っても、用いられるプロトコルはさまざまであります。つまりVPNの利用方法も、そのオプションによって色々なパターンがあるため、必ずしもVPNイコール暗号化技術とは、言えないわけです。それはひとえに利用するオプションやプロトコルによって、決まってくるのです。現在主流となっているVPNは2つです。