現代社会と暗号化

暗号化とは何だろう?

個人情報保護の重要性が認識されている現在、よく聞くのが「暗号化」という言葉ですが、これって何でしょう?

2種類の鍵によって…

暗号化方式の中でも、良く知られているのが公開鍵方式ですが、簡単に説明するならば、暗号化する為の公開鍵という鍵と、復号化する為の秘密鍵という鍵、つまり2種類の鍵によって成り立っている暗号化方式であります。使われるといえば、しばしばSSL等に使われます。ちなみに1980年代にわが国で紹介されたばかりの時には、公衆暗号系などとも称されていました。

3つのアルゴリズム

さて公開鍵方式について、もう少し突っ込んだ話になりますが、公開鍵方式には3つのアルゴリズムがあります。すなわち、鍵生成アルゴリズム、暗号化アルゴリズム、復号アルゴリズムであります。事前準備にあたるアルゴリズムが鍵生成アルゴリズムであり、すべての(暗号文を将来受け取ることを希望する)ユーザーは、あらかじめ鍵生成アルゴリズムを実行しておかねばなりません。鍵生成アルゴリズムをユーザーが実行すると、そのユーザーの公開鍵と秘密鍵を、アルゴリズムが出力するわけです。暗号文を作るのに用いるのが公開鍵、暗号文からメッセージを復元するのに用いるのが秘密鍵です。

解読しづらい事が重要

ユーザーは公開鍵方式において、鍵生成アルゴリズムを実行時、このアルゴリズムにセキュリティ・パラメータという値を入力します。このセキュリティ・パラメータというのは、暗号文の解読が秘密鍵なしだと、いかに難しいかという尺度であります。ようするに解読しづらい事が重要なのですね。

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